映画『コスタリカの奇跡』から学ぶまちづくりの姿勢
どうも、イズミです。
7年ぶりに漢検というものを受けてきました。新聞記者になるにあたって、ある程度の常用漢字をマスターしたいと思って受けましたが、四字熟語のところでかなり点を落としてしまい、結果がヤバいかもしれません(笑)
さて、今日は去年11月にお世話になった地元の公共施設が主催する上映会に行ってきました。
今回の映画は『コスタリカの奇跡』
国際映画祭や平和教育などの題材として扱われることが多い有名な映画で去年あたりには所々で上映会が行われていましたが、当時、就活や若者文化祭の企画で忙しく動いていたので見に行けていませんでしたので、今日やっと見れてよかったです。
映画の内容は平和国家の中南米のコスタリカ共和国が軍を捨て、社会福祉や環境への投資に重きを置く非武装国家になるまでの歴史に触れるものでした。
第二次世界大戦、冷戦、イスラム戦争など、様々世界情勢がありながらも、コスタリカは歴代の大統領を筆頭に国民が一つとなり平和国家としてのプライドを貫き、常に平和のためにアメリカ、中南米諸国、ヨーロッパの国々と対話をし続けて、世界の非武装と平和を先駆的に唱え続けてきた。
めちゃくちゃ見応えありました!
ちなみに僕は二年前に世界青年の船に参加して、コースディスカッションのテーマが「平和構築のための対話型アプローチ」で、コスタリカの参加青年話した時も彼らの平和に対する姿勢や考え方というのはもはやコスタリカの国民性そのものだと感じたし、実際に映画で出てくる言葉やフレーズも彼らの考え方に近いものがあった。
あまり国際情勢には詳しくないが、映画を通して考えたことは彼らの平和を持続可能なものにするためにひたすら前向きな思考・議論・行動をしていたことはまちづくりにも通じることでないだろうか。
彼らは自分達の国の在り方が危機に侵されそうになったときにありとあらゆる手を使うことを恐れない。もちろん、軍や武力は使わずだ。外交、国際司法、国連へのアプローチなどとにかく国間との対話を徹してた。これも政治家のみならず、国民たちが総出になって、平和を求めたからだろう。
これをまちづくりに転用をすると、平和というような壮大なテーマにはならないが、自分の町について評論家みたいにダメ出しして、結局は行政や政治に丸投げをして、またできていなかったら叩くというようなまちづくりではなく、市民一人ひとりが、前向きに自分の町でできること、やりたいことをやっていき、その数と多様性をが生まれることで、良い町になれるのかなと思いました。
コスタリカの人口はおよそ490万人、神奈川県の人口の半分くらいですね。
こう考えて見ると、コスタリカの取り組みというのは仕組みとしてはローカルな動きに近いですが、グローバルインパクトとしてしっかり世界に価値を与えているので、少数精鋭の極みとも言えます。まちづくりでもこのくらいの勢いがあったら日本一のまちづくりはすぐに実現できそうです(笑)
ただ、そんなこと言っている自分も栄区のまちづくりプレイヤーの一人として自分が熱狂できることを区民の皆さんに届けいきたいです。まだちょっと力不足なところもありますが、よろしくお願いします(笑)
そして、最後にお知らせです!
2月12日(火)18時半から栄公会堂にて、元プロ野球選手のパンチ佐藤さんのトークショーの後半のトークセッションに登壇します!
パンチ佐藤さんは栄区と友好都市協定を結んでいる青森県南部町で鍋大使を務めるなど、日本各地の町で元気を与える活動もされている方です。今回はパンチ佐藤さんのトークショーに加え、後半ではパンチさんに栄区選出の横浜市会議員の輿石かつ子さんと僕を加え、一緒にトークで栄区を盛り上げていきたいと思います。個人的にはスポーツ×エンタメ×地域コミュニティをテーマに話してみようかなと思ってます(笑)
ぜひお気軽に参加してください!
おわり